あがり症克服

あがり症克服する方法とは|自信を取り戻して悪循環から抜け出そう

あがり症でこんな困ったとき、ありませんか?

  1. 上手く話せずに自己嫌悪に陥る、落ち込む
  2. 大事な場面で頭が真っ白になり普段の力が発揮できず悔しい思いをした
  3. あがって赤面し、挙動不審になってしまっているところを相手にどう見られているかと思うと気が気じゃなくて、その場を楽しめない
  4. 会話場面を想像すると、緊張して眠れなくなり、余計に不安になる
  5. 自信がもてなくて、新しい出会いを回避してしまう

これらの原因をすべてご自身の努力・根性・性格のせいにして、がんばる→うまくいかない→落ち込むの悪循環にはまり込んでいませんか?

ここではあがり症の克服のために必要なことや、あがり症自体についてを理解が深まるように紹介しています。

あがり症を克服したいかたはぜひ参考にしてみてください。

あがり症を克服するために必要なこととは?

あがり症を克服するために必要なことを下記に3つ挙げていきます。

話すスキルよりも聞くスキルを磨くことを心がける

コミュニケーションのうまい人といえばお笑い芸人や落語家・セミナー講師やプレゼンテーションが上手ないわゆるコミュニケーションの達人をイメージしてしまいますよね。

面白い話をして相手を楽しませる。わかりやすい話をして相手を感心・感動させる。そんなミラクルな瞬間が連発を理想のコミュニケーションとしがちです。

ですから私たちはコミュニケーションにおいて苦手意識があるあがり症を抱えた人は、話すスキルを向上させることばかりに目を向けてしまいます。

ところで、あなたがあがり症を克服して得たいものは何でしょうか?

先述のようなイメージをしているとあがり症を克服したとしても、お笑い芸人以上の打率で、相手を絶えず楽しませ続けなければいけないプレッシャーを抱え込むことになってしまいます。

あなたがあがり症を克服して得たいもの、それは安心感・安らぎ・相手との一体感ではございませんか?

私たち人間(特に女性)はこちらに関心をもってくれて、ありのままを受け入れてくれて、こちらの意見を尊重してくれる人に対して、心の居場所となりうる安心感・安らぎ・一体感を感じやすいといわれています。

実はコミュニケーションの達人は話すこと以上に聞くことが上手なのです。

彼らの人を楽しませる話すスキルは話を聞くスキルの上に成り立っているのです。

そのような観点からも、あがり症を克服するには、話すスキルよりも聞くスキルを向上させることを心がけることが必要です。

とはいっても、聞くスキルが本当にあがり症克服に効果があるのか疑いたくなってしまいますよね。

ミラーニューロンという仮説をご存じですか?

イタリアでサルの神経科学的実験から偶然発見されたものです。

ミラーとは鏡のことです。

動物は注目した相手の脳状態と、まるで鏡にうつしたように同じ状態になってしまうという仮説です。

私たちが相手に共感できるのは、自分自身が相手と同じ経験をしているから相手のことを理解できるのではなく、

ミラーニューロンによって相手と同じ脳の状態になるから相手が感じているであろう感情・気持ちなどが理解できるのです。

私たちは聞くスキルが上手な人に対して安心感を抱くことを先述しました。

聞くスキルが向上すると相手が安心します。

その安心がミラーニューロンによって伝わってくるから、話し手はあがり症につながるような緊張や焦りを感じずにすむのです。

ミラーニューロン仮説の観点からもあがり症克服に聞くスキルを向上させることが必要であるといえます。

聞く達人が実践している呼吸合わせをマスターする

気が合う人というのは息:呼吸が合う人です。

気が合う人同士では安心感・信頼感・一体感が生まれます。

コミュニケーションの達人は皆、呼吸合わせを意図的に使っています。そうすることで短時間で相手の心の壁が崩れて、安心感が生まれるからです。

そうすると相手は心を開いていろんなことを話してくれます。こちらから話す時間が無くなるくらいに話してくれます。

そんな頃にはあなたを苦しめるあがり症は襲ってきません。あなたの心に広がるのは相手から伝わってきた安心感や信頼感です。

こちらがあがってしまって、しどろもどろになるリスクを冒さなくても、あなたが心の底から得たいものが得られるのです。

聞く達人が実践している相手の本心:感情一言ワードのとらえ方をマスターする

コミュニケーションで大切なのは相手の語るエピソードはどんな本心:感情一言ワードを伝えたくて使われているのかということです。

感情とは「うれしい」「腹立たしい」「悲しい」「楽しい」などの喜怒哀楽やそこから枝分かれした「大切にあつかってほしい」「空しい」などです。

聞き下手な人はエピソードが語られるの遮ってしまったり、アドバイスなどの解決策を言ってあげたりして、相手の反感や不満のタネをつくってしまいます。

これは特に女性から嫌われてしまうんですよね。

聞く達人は、相槌を打ちながら話を聞いて、「それは○○だったね:感情一言ワード」と言葉か表情、もしくはその両方でリアクションをするのです。

えっ、たったそれだけでいいの?と疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますが、本当にそれだけでいいんです。むしろそれだけがいいんです。

具体的な練習としては、カフェなどに出かけてカップルの会話を観察することがとても有効であり、上達の近道です。

カップルそれぞれの話でありがちなのが愚痴:行動命令の言い合いです。

A:どうしてすぐに連絡くれないの?(行動命令:連絡しろよ!)

B:はあ?

A:いっつも連絡くれへんやん(行動命令2:連絡しろよ!)

B:お前だって○○しいへんやん(行動命令:○○しろよ!)

などがありますよね。こういう愚痴の応酬はだんだんエスカレートしていきます。相手の発言やエピソードの本心に置き換えると

A:どうしてすぐに連絡くれないの?(本心:さみしい)

B:はあ?

A:いっつも連絡くれへんやん(本心:悲しい)

B:お前だって○○しいへんやん(本心:腹立たしい)

以上のようにとらえることができます。

このように本心のとらえ方をマスターすると自身のコミュニケーションでは次のように応用できます。

相手:どうしてすぐに連絡くれないの?(本心:さみしい)

私:すごくさみしいおもいをさせてごめんね。(相手の本心を感情一言ワードで返答)

相手:こっちもごめんね。なんか不安になっちゃって?(本心:さみしい)

私:そうなんだ。何か僕にできることある?

相手:ううん、大丈夫

以上のようになります。

相手の本心をとらえることができるようになると、行動命令の言い合いになっていた時とは違って、話の展開が変わってきます。双方の信頼関係がますます深まります。

そもそもあがり症とは何か?

私たちの心の奥底にある孤独になる恐怖や見捨てられる恐怖がトリガーとなって生じる症状・状態、苦しみへの対処行動です。

あがり症になってしまう原因とは?

コミュニケーションスキルの観点からいうと、小学校・中学校において、「聞くスキル:エピソードの根底にある本心をとらえること、それを相手に伝え返すこと。」を全く教えられていないことが原因の1つだといえます。学校で教えられることは「静かにしなさい」「相手の方を見なさい」ぐらいではないでしょうか。

そればかりか、例えば、岐阜県では、教科授業中のクラスメイトの発表・回答に対して「ハンドサインで、発表者の発表・回答に対して賛成か、反対か、付け足しか、とにかくリアクションすること」を求められます

回答が間違っているとそれを否定するようにクラスメイトが競うように手を挙げてきたり、時には笑われてしまうこともあるでしょう。

学校は効果的なコミュニケーション方法を教えてくれないくせに、評価される場・裁かれる場であり、このような体験は、人によってはトラウマになります。人からどう思われるかという不安で頭がいっぱいになります。さらにその緊張が心臓をバクバクさせたり、息苦しくさせたり、声を上ずらせたり、赤面させたりするのです。

あがる人とそうでない人との違いとは?

あがる人は、自分自身への否定・批判が頭に浮かびます。

あがらない人は、自分自身への否定・批判が頭に浮かびません。

あがるメカニズムとは?

イメージトレーニングが裏目になってこじらせてしまっている場合が多いです。あがる人にはまじめな人が多く、ほとんどの人が、それを克服しようとして、良き話し手になるためのイメージトレーニングをします。

話す達人と自分自身とを比較して、「あんな風にはできない。どうせうまくいかない。」という言葉がよぎってしまう誤ったやり方でイメージトレーニング繰り返してしまって、緊張→失敗の無限ループの自己暗示をかけてしまうのです。

あがり症にも種類がある?よくあるあがり症のパターンとは?

これまでお伝えしたポイントを実践しただけで克服できるタイプと、克服できないタイプの方がいらっしゃいます。

心に抱えたダメージやトラウマがとても大きい場合や、神経伝達物質やホルモンに不具合がある場合、血糖値や貧血など身体的にストレスに影響されやすい状況である場合は、聞くスキル向上トレーニングのみでは克服しづらいです。

トラウマセラピーや栄養指導を併用することで克服可能になります。

すぐ取り組める!あがり症を自力で克服する方法とは?

聞く達人のモノマネをすることです(話す達人ではなくて)。重要なポイントは、まじめにやらないことです。人はまじめになってしまうと必ず自分と他人を比べてしまい。

自分になんかできないという暗示を強めてしまいます。なんとなく適当に、達人になりきることを楽しむのです。そうすることで、あなたにも、あなたの周囲の人にも、安心感がたまってきます。

孤独じゃなく一体感が広がります。そうしているうちにあなたのあがり症の症状は、いつの間にかあなたのことを襲わなくなってきます。

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